★新しいレンズの発注時「傷つきにくいコート」希望のお客様が増えています。
なるべく長く快適にご利用頂くために、個人的にもお勧めしています。
ただ、耐傷性コートをつければ、全て解決という訳ではなく、
やはり、適切なお手入れ方法が大切です。
具体的には【レンズを拭く時】・【洗う時】がポイントです。
私は洗い方に注意していて、数年から10年位使用中の眼鏡をお見せすると、
痛みが少なくて、傷が多くなってしまうお客様に驚かれることもあります。
注意点は本当に些細な事ですし、
「持ちが良くなった」と言って頂くお客様もいらっしゃるので、
「洗い方のご質問」も頂いたので、このページに記しておきます。
※なお仕事上の原因で傷のつくお客様には、眼鏡の上から掛ける、
花粉症用等のオーバーグラスの使用をお勧めします。
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◇ 表面に目に見えない砂粒やチリなどがついたまま、拭いてしまう。
〜 細かい傷が規則的についてしまう方はそのタイプかも…。
◇ 綺麗好きで眼鏡を良く拭く。その時に無意識に力を入れている。
〜 レンズの傷の軌跡が「横一方向」や「円」を描いている方…。
◇ レンズをお湯で洗ってしまう。
〜 カメの甲羅のようにコートがはがれてしまう方はこのタイプかも…。
◇ 眼鏡を寒暖の差が激しい環境で使う方
〜 揚げ物をする時に使ったり、冷蔵庫などに出入りする方はこのタイプかも…。
⇒ 大体この4つが主な原因の中でも、上位にくると思います。
そしてこの4点を注意すれば、レンズの寿命は伸ばせるとも思います。
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★コーティング選択では、基本的に「耐傷性」つきにすることはお勧めします。
★次にホコリや花粉などが付着しやすい環境で傷を作る方には、
「帯電防止」コートを推奨します。ご検討下さい。
★レンズ厚みを過度に気にしすぎて、超高屈折レンズを選んでいませんか?
高屈折になるほどコーティング寿命は短くなり、傷もつきやすくなります。
(厚みの差が少ないのなら、寿命の長くなりやすい方をお勧めします。)
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- 古い眼鏡を活用しましょう -
◇傷のつきやすい環境で眼鏡を使わないといけない方は、
出来る限り「古い眼鏡」を併用して、上手に使って下さい。
農業や畜産業のお客様には、新しい眼鏡はお出掛け用、
作業用は今までの古い眼鏡にして頂いてます。
⇒新しい眼鏡を使いたい方には、眼鏡の上から花粉防止眼鏡がおすすめ。
花粉防止眼鏡なら傷ついて、新しい物にかえてもコストが安くなります。
◇似たところで、料理人・主婦のお客様には、
揚げ物や蒸気でコートが膨張するので、1つ前の眼鏡を使って頂いて、
買い替えサイクルを伸ばすことができたと喜んで頂きました。
→コートと素材との膨張率は異なるので、
冷めた時に甲羅状にコート割れが起き、傷も付きやすくなってしまいます。
- 内容は随時更新・変更予定。ぜひ眼鏡を大切ご愛用ください。 -
……お客様のご質問への回答編 (回答編の目次に戻るには、ココをクリック。)